耳鳴り本第二弾

前院長監修・著書の耳鳴り本第二版が発売いたしました。

『耳鳴りなんかもうこわくない!改訂版第2版』

定価1,650円  八重洲出版刊

耳鳴りについての専門書『耳鳴りなんかもうこわくない!』は

2013年に初版が、2017年に改訂版が発行され、この度改訂第二版の発行となりました。

耳鳴りは10人に1人にあるといわれており、なかには生活に支障をきたすほどひどく悩んでいる人もいます。

耳鳴りの治療は、大きく分けて2つの大きな柱があります。

1つは、音を聞くことで耳鳴りを緩和する音響療法です。

音を聞くことがなぜ有効なのか、そもそも耳鳴りの正体とは何か、どうして鳴るのか、どこで鳴るのかといった基本を理解します。

もう1つの治療法は、耳鳴りについて理解を深める心理療法です。

耳鳴りを理解することで、余計な不安を取り除き、耳鳴りに対して正面から向き合う考え方や生活態度を養うものです。

その意味では、本書を読むこと自体が一助になるはずです。

また、自分でもできる最新の認知行動療法「ACT」についても詳しく紹介をしています。

本書ではこの音響療法と心理療法を組み合わせた「TRT」という治療法を軸に解説しています。

概略から、より詳しく知りたいという方向けの深い内容まで、わかりやすい表現にしています。

興味のある部分だけを読んで理解することもできます。

耳鳴りが始まって不安に思っている方、既存の解説本で物足りないと感じている方に、ぜひご一読いただきたい本です。

参考文献
八重洲出版「2023年版 よくわかる補聴器選び」
監修・著 関谷健一(関谷耳鼻咽喉科院長)より 
八重洲出版「2022年版 よくわかる補聴器選び」「耳鳴りなんかこわくない」
監修・著 関谷芳正(関谷耳鼻咽喉科副院長)より
https://www.yaesu-net.co.jp/YokuwakaruHochoki/?p=book-2022
一般社団法人日本耳鼻咽喉科学会

回答
関谷耳鼻咽喉科 院長 関谷健一
関谷耳鼻咽喉科 言語聴覚士スタッフ一同