購入までの流れを詳しく紹介します!
耳鼻咽喉科受診
問診後に耳の疾患があるか等の診察を受けます。難聴の原因は様々であり、治療可能な病気もあります。
耳鼻科で耳の診察を受けることをおすすめします。
聴力検査など
聴力検査では、どの程度聴力が落ちているか、伝音難聴か感音難聴かを検査します。
語音検査(言葉の聞き取り)では、言葉をどの程度聞き取ることができているかを調べます。耳鳴りの症状がある方は、耳鳴検査も行います。
医師によるアドバイス
診察や検査の結果から、補聴器装用の必要性について判断します。
また、どちらの耳に装用するのが効果的なのか、補聴効果はどの程度得られるのか等の説明をします。
医師と相談の上、補聴器を使ってみようという方には、補聴器外来の予約をとっていただきます。
補聴器外来予約
サカエきこえの相談室受付にて、補聴器外来の予約を取ります。
試聴開始の初回は2時間程度、その後は1時間程度のお時間を予定してください。
補聴器装用に助けが必要な場合は、ご家族の方などの同伴をお願いする場合があります。
試聴開始
医師の指導の下、担当の言語聴覚士が補聴器の選定を行います。
生活環境や検査結果をもとに、どのような補聴器が適しているのか、どのメーカーの補聴器が合っているのかなどを一緒に考えます。
補聴器の操作方法や管理の仕方についても説明します。
試聴
補聴器を装用して生活をしていただきます。
どのような点が不便であったか、どんな音が聞こえにくかったのか、などを担当の言語聴覚士がヒアリングし、聴力に合わせて調整をしていきます。
正確な調整を行うために、1~2週間程度期間をあけて通院してください。試聴期間は、個人差がありますが、平均2か月程度です。
*補聴効果に納得できない場合は、無理に購入する必要はありません。途中で補聴器が不要と感じられた場合は、遠慮なく申し出てください
ご購入
試聴後に耳鼻科からの処方により購入します。
*医療費控除について
補聴器購入費用は保険が適応されませんが、医療費控除の対象となります。
耳鼻咽喉科の補聴器相談医が作成した診療情報提供書をお渡ししますので、確定申告の際に提出してください。
*福祉利用について
身体障害者手帳(聴覚障害)をお持ちの場合は、お住いの自治体より購入費の補助が利用できる場合があります。担当の言語聴覚士にご相談ください。
*助成制度について
軽中等度難聴のお子さんは、各自治体が設けている助成制度の基準に合わせて、購入費の補助を受けることができます。また18歳以上の難聴の方にも、助成制度を設けている自治体もあります。担当の言語聴覚士にご相談ください。
定期点検・アフターフォロー
定期点検
購入時に、担当の言語聴覚士が1か月後の予約をお取りします。1か月使用してみた結果をヒアリングし、必要に応じて再度調整を行います。
ご希望の方には、半年後、1年後、2年後、3年後、4年後まで定期チェックのはがきを送ります。はがきが届きましたら、「サカエきこえの相談室」にお越しください。
*お電話にて予約をとっていただくとスムーズにご案内できます。
アフターフォロー
補聴器の操作方法や故障、聞こえづらくなったなど、お困りのことがあれば「サカエきこえの相談室」にお問い合わせください。また、当店でご購入された方には、補聴器のお掃除や点検、簡易的な調整はいつでも無料で行っています。ご予約は不要ですので、「サカエきこえの相談室」に直接お越しください。